『せめて私くらいは・・・』

 

この言葉は、

元松下政経塾の塾頭、志ネットワーク代表の上甲晃氏から教わった言葉です。

 

この言葉に対義する言葉は、

「どーせ私は・・・」

となります。

 

 

 

上甲晃氏は、40歳~50歳の10年間、松下政経塾の塾頭をした方です。

 

上甲晃氏が、松下政経塾の塾頭を引き受けた経緯ですが、

そのお話が非常に印象的だったので、少しご紹介させていただきます。

 

 

上甲晃氏が40歳の時ですが、

当時、上甲晃氏は松下電器産業で電子レンジの営業課長をしていました。

 

当時の松下電器産業は社員10万人、課長だけでも6,000人・・・

 

そんな中、なぜか松下政経塾の塾頭のポストに、上甲晃氏の名前が挙がったらしいです。

 

上甲晃氏は、当時は電子レンジに関しては詳しくても、政治に関してはまったくの素人・・・

 

当時、85歳だった松下幸之助氏のところに直訴状を持って行ったらしいです。

 

「私は政治に関しては全くの素人です。 松下政経塾の塾頭などはとても出来ません!」

 

その時、松下幸之助氏が言った言葉が一生忘れられない言葉だそうです。

 

「素人か・・・ そらええなぁ・・・」

 

「うまくいくのも全ては自分の考え方次第やで・・・」

 

 

そして、松下幸之助氏が、

政治に関しては素人の上甲晃氏を松下政経塾の塾頭に選んだ理由を

4つ述べられたとの事です。

 

1. 人間、皆はじめは素人や。

2. 今の政治は良くないことばかりや。 良くない事は知らん方がええ。

3. 素人でも今の政治をほっとけへんやろ。

4. 本当に新しい事をやろうと思ったら素人の方がええ。

 

 

 

そんな松下幸之助氏の教えを受け継いだ上甲晃氏がおっしゃっていた言葉が、

『せめて私くらいは・・・』

という言葉です。

 

 

ある日、上甲晃氏が名古屋駅でJR東海の駅員が、

ゴミが落ちているのをサッと拾ってポケットに入れて、

社員専用の通用口に消えて行ったのを見たそうです。

 

 

ゴミを拾わない人はこう言うでしょう。

 

「どーせ私1人がゴミを拾ったところでキレイになるわけじゃない・・・」

「ゴミを拾うのは私の仕事ではない・・・」

 

 

志のある人は、常に

『せめて私くらいは・・・』

の精神であるとの事です。

 

私もこの言葉に非常に感銘を受けました。

 

周りがやっているとかやっていないとか関係ない。

 

『せめて私くらいは・・・』

 

 

ぜひ、忘れたくない精神だと思います。

 

 

 

 

 

 

p.s.

せめて私くらいは・・・

は、数多くある私の好きな言葉の1つに過ぎません。

 

以下に私の好きな言葉を掲載させていただきますので、ご興味のある言葉があれば記事を読んでみてください。

 

(参照)

その1. 我以外皆我が師なり

その2. 鬼手仏心

その3. 真剣だと知恵が出る。 中途半端だと愚痴が出る。 いい加減だと言い訳ばかり。

その4. 『逆説の10カ条』 ケント・M・キース

その5. 未来投資

その6. せめて私くらいは・・・

その7. 与えたモノ=受け取るモノ

その8. 人を相手にせず、天を相手にして、おのれを尽くして人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし。

その9. 明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい。

その10. あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日。

その11. 社員が幸せでなければ、お客様は幸せになれない。

その12. 夢、志ある者に幸せあり。

その13. 水を飲む時、最初に井戸を掘った人を忘れるな。

その14. やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。

その15. 人生-経営=0

その16. 『失敗』と書いて『せいちょう』と読む。

その17. 人生に失敗がないと、人生を失敗する。

その18. 夢を見るがいい、試すがいい、失敗するがいい、成功するがいい。

その19. 読むことは人を豊かにし、話し合うことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする。

その20. 自己投資は、いちばん高い利子をあなたに払う。

その21. 価値のトレード

その22. 億万長者はお金より知恵を残す。