ハインリッヒの法則

って知ってますか・・・??

 

 

ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒという人が、

アメリカの損害保険会社にて技術・調査部の副部長をしていた時に

編み出した法則らしいです。

 

 

1つの重大事故の背後には、

29の軽微な事故があり、

その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット)が存在する。

 

 

ハインリッヒの法則

 

 

 

 

私は運送会社を経営していますが、

残念な事に、我が社でも

チョコチョコと事故を起こすドライバーがいます。

 

 

例えば、、、

必ず半年に1回は軽い事故を起こすドライバー(「Aさん」とします)

がいるとします。

 

運送会社によっては、

このようなドライバーを抱えているケースがあります。

 

中小の運送会社は、

このようなドライバーを1人抱えているだけで、

本当に経営状態が左右されます。

 

 

そこで、ドライバー・管理者・経営者全員が

理解しておかなければいけない事は何かと言うと・・・??

 

 

まず、このAさんは、

月に20日、年間240日、トラックに乗務するとしましょう。

 

半年に1回軽い事故を起こすということは、

15年毎に大事故を起こす計算になります。

 

例えば、20歳から65歳までトラックに乗るとしたら、

Aさんはトラック人生で3回は大事故を起こすということになります。

 

 

次に、、、

Aさんは15年間で働く日数は、

240日×15年間で3,600日となりますね。

 

この3,600日の間に

300回の異常(ヒヤリ・ハット)があるということは、、、

 

 

な、なんと、、、

 

12日に1回

は異常(ヒヤリ・ハット)を感じながら、

トラックを運転しているということになります!!

 

だいたい、半月に1回のペースですね。

 

 

と、いうことは、、、

 

半年に1回軽微な事故を起こすドライバーは、

半月に1回異常(ヒヤリ・ハット)を感じているということになります。

 

もしコレが、1年に1回軽微な事故を起こしているとすれば、

異常(ヒヤリ・ハット)のペースも単純に2倍していただいて、

1ヶ月に1回のペースとなります。

 

 

要するに、、、

 

チョコチョコ事故を起こすドライバーは、

たまたま事故を起こしているわけではない!!

ということなんですね。

 

そりゃ~、12日に1回のペースで、

ヒヤリ!!

ハッ!!

としてたら、チョコチョコ事故を起こすに決まってますよね。

 

 

では、この事実を、

ドライバー・管理者・経営者全員がどこまで理解しているか・・・??

ですよね。

 

理解していないドライバーは多いと思いますが、

理解していない経営者も意外と多いんじゃないかな・・・??

 

 

 

では、チョコチョコ事故を起こすドライバーが事故を減らすには

どうすれば良いのでしょうか・・・??

 

 

もうお分かりですよね・・・

 

 

異常(ヒヤリ・ハット)を減らせばいいんですね。

 

 

簡単な話です(笑)

 

 

ホントにこれは紛れもない事実で、

事故が少ないドライバーは、運転中に、

ヒヤリ!!

ハッ!!

とすることがほとんどありません。

 

あったとしても、半年に1回とか1年に1回とかそんなペースです。

 

なので、大事故を1度も起こさずに

『トラック人生』を終えます。

 

 

逆に、12日に1回のペースで

異常(ヒヤリ・ハット)を感じるドライバーは、

『トラック人生』は「事故の歴史」

そのものとなります。

 

もちろん、会社の評価はすこぶる低いまま会社人生を終えます。

 

最後までその会社にいることが出来ればまだ幸いで、

解雇されたり、死亡事故⇒刑務所、というパターンもあるでしょう。

 

 

このように、トラックの運転に携わる人間は、

ハインリッヒの法則

を必ず知る必要があると思います。